【2025】愛知県公立高校入試の難易度・正答率分析!星5段階で解説

2025年度 愛知県公立高校 一般入試 正答率・難易度 高校入試

愛知県公立高校の情報をどこよりも詳しく届ける小牧市の個別指導学習塾
名学館小牧新町校の吉澤です!

塾長
塾長

小牧市の中学校はもうすぐ1学期期末テストですね。
受験も意識してまずは目の前の定期テストをがんばろう!!

さて、すでに公開している

さて、独自に入手した愛知県教育員会公式の「正答率データ」をもとに、5教科各問題の本当の難易度を分析し、昨年度(2025年度/令和7年度)の愛知県公立高校入試問題を総合的に検証しました。

⇩2024年度の難易度分析はこちら

愛知県公立高校の分析については、ING進学塾の飯田先生とタッグを組んで、どこよりも濃い情報をお届けしていきますのでお楽しみに!!

飯田先生
飯田先生

マジで有益情報を惜しみなく出していきます!!

塾長
塾長

飯田先生が執筆された
これだけ英単語&英文法
の記事はこちら

愛知県の公立高校入試が完全マークシート方式に移行して数年が経ちました。

「記述が減ったからマーク式は簡単になった」という声を耳にすることもありますが、独自に入手した昨年度のデータ(正答率)を細かく分析すると、それは大きな誤解であることが分かります。

むしろ、一見簡単そうに見えて、本質を理解していないと引っかかる

「巧妙な罠」

が増えており、受験生にとっては油断できない入試へと変化しています。

飯田先生
飯田先生

選択肢で引っ掛けよう・引っ掛けようとしていますからね。

今回お届けするデータは、これから入試を迎える「新中3(現中2)の受験生・保護者の皆様」にとって、これから過去問演習や実戦対策をしていく上での『最高のバイブル』になるデータです。

先輩たちがどこで苦戦したのか、その足跡がすべてここに詰まっています。

名学館小牧新町校では、このように入試傾向をどこよりも分析し尽くしている私(塾長)が、アルバイト講師任せにせず、塾生全員を直接指導しています。

さらに、eトレを用いた「生徒に合った難易度をわかるところから丁寧に反復練習する仕組み」で、この難化するマーク式入試を突破する力を確実に身につけさせています。

それでは、公式データから算出した「★5段階の難易度表」とともに、昨年度入試の本当の傾向と対策を詳しく見ていきましょう!

全体傾向

2025年度の入試は「二極化と質の変化」が顕著に!

結論から言うと、2025年度(令和7年度)の愛知県公立高校入試は、2024年度に起きた「大難化」の波が落ち着きを見せたものの、「簡単に高得点は取らせない、マーク式特有の質の高さ」が定着した入試となりました。

2024年度に過去最低の平均点(11.2点)を叩き出して受験生を震撼させた「国語」は一気に易化し、平均点が15.6点までV字回復。一方で、「数学」や「理科」は依然として受験生が苦戦する手強い問題が多く出題されています。

記述式時代のように「白紙で0点」になることはありませんが、正答率が20%を下回る「★5(難問)」が数学や理科で複数出題されており、「なんとなく選択肢を選ぶだけでは、高得点は取れない」という二極化が顕著になっています。(数学に関しては、数値をマークする形式もありこの辺は記述当時と同じ。)

教科別・平均点データ推移

公立高校平均点推移 グラフ
公立高校平均点推移 グラフ
年度/教科 国語 数学 社会 理科 英語
R08(4年目) 13.2 11.8 13.4 9.9 11.8
R07(3年目)今回の分析 15.6 13.2 12.2 10.9 13.8
R06(2年目) 11.2 12.3 12.9 11.3 14.8
R05(マーク初年度) 14.8 15.2 11.5 12.3 12.7

令和7年度で特徴的なのはやはり国語の平均点の回復でしょう。 数学、社会、英語の平均点に関しては例年並みになっています。

また、最新の令和8年度の平均点データを含めてみても、愛知県の理科の難化が読み取れます。

愛知県の理科は問題が難解というよりは、問題文・実験の手順の説明が非常に長い。

長い問題文を読んで考える体力がない子は、見ただけで「読むのを諦めたくなる」ような問題構成になっています。

通常の学校ワークを「ただ作業的にこなしているだけ」の勉強ではこのような力はつかないので、ワーク・問題集で基礎を固めたのち、できるだけ早い段階から、入試問題演習で長い設問に耐えられる『読む体力』をつけていく必要があります。

塾長
塾長

愛知県教育委員会から情報公開頂いたデータから、各設問の難易度を分析しました。
※部分点問題は満点時の正答率で評価

正答率 難易度
80~100%
60~80% ★★
40~60% ★★★
20~40% ★★★★
0~20% ★★★★★

【2025年度】国語の総評・難易度

令和7年度愛知県公立高校一般難易度 国語
令和7年度愛知県公立高校一般難易度 国語
国語の総評

2025年度(令和7年度)入試の国語の平均点は15.6点となり、2024年度の11.2点(直近8年で最低)から大幅に回復しました。

難易度表を見ると一目瞭然ですが、驚くべきことに

全22点満点中、基礎・標準レベル(★〜★★)の問題だけでなんと15点分

(全体の約7割)も占めています。

そのため、中堅校から上位校を目指す受験生にとっては、これらの基礎問題を確実に満点近く得点する力が最重要となりました。

最高難度は、大問三(小説・随筆)の(五)にある★4(1問/2点)のみで、前年のように手も足も出ないような★5の最難関問題は出没していません。

今回の国語のように平均点が高くなる(=易化する)入試では、「解ける問題を絶対に落とさないケアレスミスの少なさ」が合否を分ける最大の鍵となります。

中学校と高校の違い

【2025年度】数学の総評・難易度

令和7年度愛知県公立高校一般難易度 数学
令和7年度愛知県公立高校一般難易度 数学
数学の総評

2025年度(令和7年度)の数学は、平均点が13.2点となり、2024年度の難化(11.2点)に比べると、数値の上ではやや落ち着きを取り戻したように見えます。

しかし、難易度表を細かく分析すると、受験生にとっては決して油断できない非常にタフな問題構成でした。

  • 基礎・標準レベル(★〜★★)の問題が計11点分
  • 中堅レベル(★★★)の問題が計4点分

ここまでで合計15点分ありますので、まずは大問1の計算・小問集合(10点分すべてが★〜★★★)を中心に、いかに確実に得点を積み重ねられるかが勝負の分かれ目となりました。

そして、今回の入試で最も注目すべきは、大問3の図形問題です。(2)②の平面図形の線分比の問題、および(3)②の正四角すいの体積を求める空間図形の問題において、正答率0〜20%に該当する最高難度『★5』が2問(計2点分)も出没しています

大問1や大問2のような記号選択問題とは異なり、愛知県の公立高校入試の数学「大問3」は、求めた数値をそのままマークする形式です。そのため、最後の計算まで完全に合わせきらなければ1点も貰えません。この『★5』の難問を前に、上位校を狙う多くの受験生が頭を悩ませ、まさに合否を分ける問題となりました。

ただし、全ての受験生がこの難問に立ち向かう必要はありません。

志望校のレベルによっては、大問3の(2)②や(3)②のような『★5』の難問に無理にチャレンジするよりも、『★3』までの基礎・標準問題を1問のミスもなく確実に仕留めることの方が圧倒的に大切です。

勉強を教えあう中学生
勉強を教えあう中学生

【2025年度】社会の総評・難易度

令和7年度愛知県公立高校一般難易度 社会
令和7年度愛知県公立高校一般難易度 社会
社会の総評

2025年度(令和7年度)の社会は、平均点が12.2点となり、2024年度の12.9点と比べてもほぼ例年並みの安定した難易度となりました。

マーク式になって以降の愛知県の社会は、極端な難化や易化が起きにくく、受験生の努力がそのまま点数に反映されやすい教科となっています。今回の難易度表を分析すると、その特徴がはっきりとデータに表れています。

  • 基礎レベル(★)の問題が計3点分
  • 標準レベル(★★)の問題が計6点分
  • 中堅レベル(★★★)の問題が計9点分

グラフや表から得られた数値を計算・比較させる問題など、一見すると戸惑う問題もありますが、中身はすべて教科書の基本知識で太刀打ちできるものです。 この★〜★★★までの問題だけで合計18点分(全体の約8割)を占めており、中堅校から上位校を目指す受験生にとっては、ここでいかに取りこぼしを無くせるかが勝負の分かれ目となりました。

一方で、正答率が20〜40%に落ち込む「★4(やや難)」の問題は、全22点満点中4点分(計4問)だけです。 大問1(3)の歴史の並び替え・欧州史の複合問題や、大問2(4)の憲政の常道に関する歴史の3択問題、大問4(3)のインダス川の地理・文明の複合問題などがこれに該当します。 これらの問題は、単一の知識を暗記しているだけでは解けず、「歴史の縦の流れ」や「地理のデータ」を頭の中で正しくリンクさせる必要がありました。

社会で合格点を引き上げるためには、記述がないマーク式だからこそ、「あやふやな知識をなくし、基本問題を確実に仕留める正確性」、そして「複数教科の知識を組み合わせる応用力」の2つが不可欠です。

塾長
塾長

「社会は『暗記教科』と言われがちですが、近年の入試はただ単語を覚えるだけでは★3以上の問題で点数が止まってしまいます。 名学館小牧新町校では、入試を熟知した私が『歴史の因果関係』『地理のデータの読み方』を直接指導し、丸暗記ではない生きた知識へと引き上げます。 さらに、覚えるべき膨大な基礎知識は、eトレを使って生徒のレベルに合わせて圧倒的な量を反復練習させる仕組みがあります。この『プロの解説』×『圧倒的な反復の仕組み』があるからこそ、社会を暗記の苦行にせず、入試本番での強力な得点源にすることができるのです。」

【2025年度】理科の総評・難易度

令和7年度愛知県公立高校一般難易度 理科
令和7年度愛知県公立高校一般難易度 理科
理科の総評

昨年度(2025年度/令和7年度)の理科は、平均点が10.9点まで落ち込み、マーク式に移行してからの3年間で最も低く、今回の入試における最大の「合否を分けた教科」となりました

難易度表をパッと見ただけでも、その厳しさは一目瞭然です。

  • 基礎レベル(★)の問題は、全22点満点中わずか2点分(2問)
  • 標準・中堅レベル(★★〜★★★)の問題が計10点分

多くの受験生が「まずはここで手堅く得点を……」と考えますが、今回の理科は★1〜2の、本来なら落とせない基本問題の数自体が極端に少なかったのです。

さらに受験生を苦しめたのが、「★4(やや難)」が9点分(8問)、「★5(最難関)」が1点分(1問)という、後半の容赦ない高難度問題の連発です。 特に大問4(電流・発熱)の(4)では最高難度『★5』が出現し、大問3(酸化銅の還元計算)の(3)や(4)でも『★4』の重たい思考力・計算問題が受験生に襲いかかりました

愛知県の理科がここまで難化している最大の原因は、決して知識がマニアックだからではありません。解答速報でもお伝えした通り、「問題文や実験手順の説明が非常に長いこと」にあります

ただでさえ計算やグラフの読み取りが多い中で、大量の長文を正確に読み解く必要があり、考える体力が切れてしまった子は、見ただけで「読むのを諦めたくなる」ような問題構成になっているのです。学校のワークを「ただ作業として暗記しているだけ」の勉強法では、この質の変化には到底太刀打ちできません。

塾長
塾長

「選択肢を選ぶだけのマーク式だからこそ、愛知県の理科は『問題文を正しく読み解く力』を厳しく試してきます。
名学館小牧新町校では、入試を分析し尽くした私が、生徒に『長い問題文のどこに注目し、どう実験データを整理すべきか』という記述時代と変わらない本質的なアプローチを直接指導しています。
さらに、eトレを用いた仕組みによって、生徒それぞれの学力に合わせた難易度からスタートし、段階的に長い設問への『読解体力』を丁寧に反復練習で鍛え上げていきます。理科の難化傾向は今後も続きます。手遅れになる前に、当塾で本物の『入試体力』を一緒に身につけましょう!」

【2025年度】社会の総評・難易度

令和7年度愛知県公立高校一般難易度 英語
令和7年度愛知県公立高校一般難易度 英語
英語の総評

昨年度(2025年度/令和7年度)の英語は、平均点が13.8点となりました。前年の14.8点に比べると1点ほど下がりましたが、マーク式導入以降の平均的な難易度に落ち着いたと言えます

難易度表を細かく分析すると、点数の配分は以下のようになっています。

  • 基礎・標準レベル(★〜★★)の問題が計10点分
  • 中堅レベル(★★★)の問題が計8点分

リスニング(聞き取り検査)から筆記検査の大問1(対話文・内容理解)にかけては、★1〜2の比較的取り組みやすい基礎問題が多くを占めています。そのため、中堅校以上を目指す受験生にとっては、前半部分でいかにノーミスで得点を積み重ねられるかが大前提の勝負となりました

一方で、今回の英語で最も受験生を苦しめたのは、大問2(2)の「語句の並べ替え問題」に出現した、正答率0〜20%の最高難度『★5(最難関)』です。 愛知県の並べ替え問題は、6つの選択肢から「2番目・4番目・6番目」にくる記号を3つとも正確に選んで初めて2点がもらえるという、非常に厳しい採点基準になっています。1箇所でもズレれば0点になるため、多くの受験生がここで部分点すら奪えず、綺麗に足をすくわれる形となりました。

また、飯田先生もブログで指摘されている通り、大問4の「遊園地のウェブサイト(図表・予定表)の読み取り問題」も受験生にとっては大きな壁となりました。 単に長文を訳すだけでなく、「一般チケットとスペシャルチケットの価格差」や「イベントの開始時間と場所」といった複数の資料をパズルのように照らし合わせて考える思考力が試されています

英語で高得点をキープするためには、単語や文法の暗記といった「点」の勉強ではなく、「ルール通りに英文を組み立てる論理的思考力」と、「初見の図表から必要な情報を素早く見抜く情報処理能力」の2つが不可欠です。

まとめ:次回の入試に向けて今から始めるべきこと

まとめ
まとめ
塾長
塾長

最後までお読みいただきありがとうございました。
特典の正答率一覧表はこちらです⇩

2025年度(令和7年度)の愛知県公立高校入試のデータを5教科すべて振り返ってきました。

国語のように前年の難化から一転して易化する教科もあれば、理科のように平均点10.9点という過去最高レベルの難関校の壁となる教科もあり、全体としては「マーク式特有の、深く正確な思考力が試される入試」が完全に定着したと言えます。

ここで、これから受験を迎える新中3(現中2)の受験生・保護者の皆様に、プロの視点からどうしてもお伝えしたい大切なポイントが3つあります。

1. 「マーク式=簡単・直前で間に合う」は最大の誤解

データが証明している通り、選択肢の罠が巧妙になり、数学の大問3のように数値をそのままマークさせる問題もあります。 「夏までは部活を頑張って、秋から過去問を回せばなんとかなる」という一昔前の常識は、現在の愛知県の入試には一切通用しません。

2. 大切なのは「問題を見極める個別の受験戦略」

全ての教科で満点を目指す必要はありません。志望校のレベルに合わせて、「どの問題を確実に仕留め、どの難問を捨てるか」という戦略を早い段階から身体に染み込ませた子が、最終的に合格を勝ち取ります。

3. 学校のワークの「作業」から抜け出すこと

ただ答えを暗記するような勉強では、理科のような長文問題や英語の図表読解で確実に時間が足りなくなります。「なぜその答えになるのか」を自分の頭で徹底的に考える反復練習が必要です。

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そんな不安や疑問をお持ちの方は、ぜひ一度、名学館小牧新町校の無料学習相談・体験授業にお越しください。

当塾では、このように入試傾向をどこよりも分析し尽くしている私(塾長)が、アルバイト講師任せにせず、塾生全員の答案を直接見て指導しています。さらに、eトレを用いた「生徒に合った難易度をわかるところから丁寧に反復練習する仕組み」で、本番でミスをしない圧倒的な『合格体力』を鍛え上げていきます。

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プロフィール
この記事を書いた人
名学館の塾長

とにかく車のことしか考えていない名学館小牧新町校 塾長の吉澤です。
三重大学 電気電子工学専攻 博士前期課程修了後、スパークプラグで有名なNGKスパークプラグ(日本特殊陶業)に入社。

7年間 自動車用酸素センサーの品質管理に携わる。

2008年に個別指導学習塾 名学館小牧新町校を立ち上げる。
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愛知県小牧市新町1丁目86番地
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