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名学館小牧新町校 塾長の吉澤です。
令和4年度入試の人は、
移行措置範囲に要注意!!
2021年度から教科書が新しく変わりましたね。
その際に例えば、新しい中学2年数学の教科書にある
『箱ひげ図とデータの活用』
の範囲は、現在の中3が中2時代の教科書には載っていなかったので小冊子で移行措置対応をしたかと思います。
というわけで、教科書に載っていないし、追加事項なので入試にはとても狙われやすい単元だと思っています。
今日は『四分位数』と『箱ひげ図』について簡単におさらいしてみましょう!!
四分位数ってなに?四分位範囲ってなに?
データを大きさの順(小さい順)に並べたときに、4等分する位置にくる3つの値を
四分位数
といいます。
四分位数は、小さい方から順に
・第1四分位数
・第2四分位数(中央値)
・第3四分位数
と言います。
まずはデータの個数が奇数個の場合から見ていきましょう。
奇数個の場合の四分位数について
まずはデータを小さい順に並べ替えます!!
上の例の場合データ個数は、13個あるので
中央値は7番目のデータになり、この値がそのまま
『第2四分位数』
になります。
次に『第1、3四分位数』を求めるためにデータを前半と後半に分けますが、真ん中のデータは含まれないことに注意してください!!
『第1四分位数』は、前半のデータ6個の中央値になるので、
3番目と4番目の平均値になります。
同様に
『第3四分位数』は、後半のデータ6個の中央値になるので、
10番目と11番目の平均値になります。
四分位偏差は忘れている人も多いから、要注意です!!
偶数個の場合の四分位数について
データ個数が偶数個の場合は、中央値が真ん中2数の平均になる。
このとき、データはちょうど前半と後半わけることができるから、奇数個の場合よりはわかりやすいと思います。
四分位数の出し方は自体は、奇数個の場合と同じです!!
箱ひげ図を描いてみよう
それでは、例としてデータが奇数個の場合の箱ひげ図を描いてみました。
第3四分位数から最大値
第1四分位数
第2四分位数
第3四分位数
最大値
がしっかり求めてあれば、箱ひげ図自体はそれほど難しくないと思います。
新しく追加された分野なので、入試で狙われやすいです!!
しっかり問題を解いてください!!