2022年度 愛知県公立高校入試 Bグループ 問題・解答速報 解説分析

愛知県公立高校 入試解答速報 2022 B 高校入試
愛知県公立高校 入試解答速報 2022 B
塾長
塾長

2023年度版の解答速報は上のリンクからお願いします。

令和4年度 2022年度 愛知県公立高校一般入試 Bグループの問題・解答速報及び解説を愛知県最速で行っています。

受験生にとっては気になる自己採点をいち早くできます。

また、今後受験をする現在の中1、2年生にとっては過去問として取り組むことができます。

塾長
塾長

入試お疲れ様でした!!
実力は発揮できましたか?
自己採点もしっかりやりましょう!!

Bグループも
・国語、社会 あかつき塾 久先生
・数学、英語 セルモ日進西小学校前教室 西尾塾長
・理科 平手塾 平手塾長
が解説を担当してくれます。

また、最終日の面接に備えて、面接の練習もしっかりしておきましょう!!

質問内容出題率
1.志望理由86%
2.高校でがんばりたいこと、入りたい部活68%
3.将来の夢、卒業後の進路について45%
4.中学3年間で頑張ったこと、その中で大変だったこと45%
5.中学3年間で印象に残ったこと18%
6.長所、短所、自分の性格について18%
愛知県公立高校 面接質問内容 トップ6

トップ6はよくある質問なので、みなさん用意してあると思いますが今一度声に出して言ってみるとよいです。

学力試験の時間割

令和4年度-公立高校一般入試時間割
令和4年度-公立高校一般入試時間割

1限 国語解答

国語 Bグループ 模範解答例

2022年度愛知県公立高校入試 Bグループ国語解答
2022年度愛知県公立高校入試 Bグループ国語解答

問題・解答のPDF版ダウンロードはこちらから↓↓

国語の解答・解説をこちらに掲載します。

久先生
久先生

Bグループでも手は抜きませんよ!!

Bグループ 国語の解説

昨年度や今年度のAグループと比べるとやや難化した。
現代文は大設問一も三も説明的文章だったが、どちらも中学生にとってはなじみにくいレベルの文章で読み取るのに苦労した人が多かったと思われる。
例えば「国語辞典はことばの意味を記述しますが、定義はしません。」などである。

また個々の小設問も解答を選ぶのにかなり戸惑うものが多かった。

三の(四)の要約問題は、条件に出された二つの言葉以外に
「自由に重さを変えることができる」
「合理的で気楽な構造システム」

という二つの部分を取り入れる必要があるので、うまくまとめるのに少々苦労したかもしれない。
文末はAグループのような指定がなかったが、理由についてまとめるのであるから
「〜から。」
または
「〜からである。」
とする必要がある。
三の(六)のような「参考文」として出された文章と関連させて解答するという、
愛知県としては新しい傾向の問題(大学入試共通テストを意識したものか)が出されていた。

一の(四)のような本文中の波線部が含んでいる微妙な意味を問うという新しい傾向が出さ
れていたりすることも難化した要因である。

2限 数学解答

数学 Bグループ 模範解答例

2022年度 愛知県公立高校入試 Bグループ 数学 問題・解答
2022年度 愛知県公立高校入試 Bグループ問題・解答
塾長
塾長

とりあえず、大問1のみ計算してみました。

2022年度 愛知県公立高校入試 B 数学大問1解説
2022年度 愛知県公立高校入試 B 数学大問1解説

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数学の解答・解説をこちらに掲載します。

西尾塾長
西尾塾長

さて、どんな問題か楽しみです。

Bグループ 数学の解説

大問1

昨年と同じく10問。
計算問題5問と、関数、確率、体積の小問5問の組み合わせとなっている。
難易度は、Aグループよりは易しかった感がある。

大問2

(1)度数分布表を読み取る問題。
表現が読みなれない分難しく感じたかもしれない。
(2)関数と図形の複合問題。
難易度はかなり高かった。
(3)関数とグラフの問題。
グラフの作図は、問題の意図を正しく読めたかどうか。問題を具体的にイメージできれば、グラフも、時間も容易に求まる。

3問ある2点問題では、Aグループにくらべ(2)が難しく、難易度が上がったと思われる。

大問3

(1)求角問題。
正五角形の内角、平行線の錯角を使えは容易に求められる。
(2)立体図形
①△BCJと△BIJで2回三平方の定理を使えば求まる。
②立体をIBFEを底面と考えると容易に求まる。
(3)円と四角形を組み合わせた図形複合問題。
△CBE∽△ADEの証明
円に内接する四角形の向かいあう角の和は180度
よって∠DAB+∠BCD=180°
内角と外角の和=180°
よって
∠ECB+∠BCD=180°
よって
∠DAB=∠ECB
となり
△CBE∽△ADEとなる。
EC:EA=EB:ED
DC=CE=xと置くと
x:12=4:2x
2x²=48
x=2√6
△CBEと△ADEの相似比は
1:√6
面積比は2乗して
1:6 
□ABCDは
△ADE-△CBEなので
6-4=5
よって
1/5

②△DOEと△CBEは
中点連結定理で
2:1の相似
よってCB=2

△CBE∽△ADE
相似比は1:√6
よって
AD=2√6

西尾塾長
西尾塾長

大問3の(3)は、
方べきの定理を使ってもいいかも。
教科書をちゃんと読んでいる人は教科書最後の発展に書いてあるの知ってるよね?

大問3(3)方べきの定理による解法

①DC=CE=xと置く
方べきの定理より
EC×ED=EB×EA
2x²=48
x=2√6
△CBE∽△ADE
相似比は1:√6
面積比は2乗して

1:6
□ABCDは
△ADE-△CBEなので
6-4=5
よって
1/5

②△DOEと△CBEは中点連結定理により
2:1の相似
よって
CB=2
△CBE∽△ADE
相似比は1:√6
よって

AD=2√6

全体を通して、文章題の意図をどこまで正しくつかめたかが得点を大きく左右したと思う。
大学の共通テスト同様、文章を正しく読み取る力が今後はさらに必要になると考える。

3限 社会解答

社会 Bグループ 模範解答例

2022年度 愛知県公立高校入試 Bグループ 解答
2022年度 愛知県公立高校入試 Bグループ 解答

社会・解答のPDF版ダウンロードはこちらから↓↓

Bグループ 社会の講評

久先生
久先生

社会は伝えたいことがたくさんあるので、全部言っちゃいますよ!!

 Aグループ同様に例年通り、歴史・地理・公民の3分野から、表やグラフ、地図などのさまざまな資料を考察し判断する問題が多く出題されたが、昨年度Bグループで出題された、二段階・三段階の思考力を問うような資料問題はみられなかったこともあり、難易度はやや易化したと思われる。
Bグループの特徴

 Aグループでは「全て選べ」も含めて完答形式の問題が7問と多く出題され、記述形式の問題が1問と少なかったが、Bグループでは、完答形式の問題が3問と減った一方で、記述形式の問題が4問と例年並みに出題された。
地理分野・公民分野で環境に関する問題が5問と多く出題された。

歴史分野について

 初見の資料の読み取る能力を試すような問題が出題されず、受験生にとって解きやすかったと思われるが、論述問題は昨年度と比べて難しかった。

 時代整序問題が2問出題され、論述問題と2問の時代整序問題がポイントだったと思われる。

地理分野について

 日本地理は面積の大きい都道府県と小さい都道府県、世界地理は南北アメリカから出題されたが、例年と比べて易しく解きやすかった。

 Aグループと異なり、世界地理の方が日本地理より配点が大きかった。

日本地理ではヒートアイランド現象、世界地理ではバイオ燃料の原料となる『さとうきび』など環境に関する問題が出題された。

公民分野について

 企業と環境問題から出題された。
 企業の社会的責任(CSR)の記述問題や間接金融の正誤を判断する問題が出題され、例年と比べて公民分野は難しかった。
 この2問と併せて、パリ協定に関する問題がポイントだったと思われる。
なお、Aグループに引き続き、憲法や国会・内閣・裁判所など政治分野からは出題されなかった。

 A・Bグループ共通して、今年度は昨年度みられたような高いレベルの資料問題はみられず、受験生にとっては取り組みやすかったと思われる。
 その一方で、例年と比べてより正確な社会の知識力が問われた。
 A・Bグループともに3文の正誤を判断する問題が出題されたが、これなどは来年度からのマークシート形式の問題を予見させる。
 来年度から記述形式の問題が完全になくなるかは現段階では分からないが、今年度の入試から判断すると、資料を考察し判断する力と併せて、より正確な知識力が求められるようになるだろう。
 AグループのSDGsやBグループのパリ協定など現在の社会状況を意識した時事的な環境問題が多く出題された。
 これも作成者からのメッセージと受け止め、日頃から環境問題や様々な現代社会の問題に関心をもってほしい。
塾長
塾長

むちゃくちゃ詳しく、わかりやすい講評をありがとうございます。
どこのサイトを見ても、ここまで分析されているところありません!!

4限 理科解答

理科 Bグループ 模範解答例

2022年度 愛知県公立高校 B 理科 解答
2022年度 愛知県公立高校 B 理科 解答

理科・解答のPDF版ダウンロードはこちらから↓↓

理科の解答・解説をこちらに掲載します。

平手塾長
平手塾長

Bグループの解説もがんばります!!

Bグループ理科の総評

全体的に思考力が問われる問題が多く、Aグループの問題と比較しても難易度が高かった。
問題文も長く、表やグラフを読み取る力も必要。
また、大問の中でも複数の学年の範囲から出題され、幅広い知識が問われた。

大問1

中1の範囲(地震・光)
(1)初期微動継続時間が震源からの距離に比例することを利用して求める。
(2)図中Bの位置に立った場合の図を書き込んで考えるとわかりやすい。

大問2

中2の範囲(植物)
実験の手順が長く内容をつかむのが大変だったと思う。
しかし、光合成の典型的な問題であり、教科書等の復習が出来ていれば、今回の問題の中では比較的得点しやすかったのではないか。

大問3

中1・2の範囲
(1)~(3)は知識の問題。
(4)は試験管Eの中にある物質は還元途中の酸化銀で、表から酸化銀中の銀の量を求めて計算する。

大問4

中3の範囲
ばねばかりと動滑車を使った実験の考察。
ばねばかりを引いた距離とおもりに加えた力の大きさの関係の読み取りや、おもりの高さとの関係など、思考力が必要な問題であった。

大問5

中3の範囲
赤道上での太陽の見え方や、日時計のような棒の影が作る線など、単純な知識だけでは解答できず、実際の現象をイメージ出来ているかが問われているように感じる。

Check

(1)中3の範囲
亜鉛版と銅板の組み合わせ、砂糖水は電気を通さないことを理解していれば容易に解けた。
(2)中2の範囲
(2)信号が伝わる時間ではなく、脳が命令を出すまでの時間というところがポイント。
問題文を最後まで読んで、条件の見落としがないようにすれば容易に解ける。

5限 英語解答

英語 Bグループ 模範解答例

2022年度 愛知県公立高校 Bグループ 英語 リスニング解答
2022年度 愛知県公立高校 Bグループ 英語 リスニング解答
2022年度 愛知県公立高校 Bグループ 英語 筆記解答
2022年度 愛知県公立高校 Bグループ 英語 筆記解答

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Bグループ 英語の解説

西尾塾長
西尾塾長

最後までよくがんばりました!!

Bグループ英語の総評

全体を通して 難易度や、問題構成は例年からの変化はなし。
ただし、配点はAグループ同様、英作文が2点問題から1文1点×2問に変更になりました。
リスニングの内容はとてもわかりやすかったと思います。

大問1

英作文
留学先から戻る前日に机をきれいにしてる情景を言葉にする問題でした。

大問2

②で今年から中3に降りてきた原形不定詞(help 人 原形不定詞)を使った表現が出題されました。

大問3

長文は、Aグループ同様環境問題で、昆虫とくにミツバチを使った取り組みの紹介でした。
内容についての選択も、Aグループ同様正しい選択肢を2つ選ぶという指定があったので、易しくなったと思います。

大問4

会話は、スマートフォンのいい点、悪い点にについての会話でした。
(3)は他人を不快にさせるだろうという選択肢を選ぶので
make A B(AをBにする)
という意味を持つ動詞 make をえらべたかどうか。

西尾塾長
西尾塾長

全体を通して考えると、例年並みもしくは、少し易しくなった難易度だと思われます

プロフィール
この記事を書いた人
名学館の塾長

とにかく車のことしか考えていない名学館小牧新町校 塾長の吉澤です。
三重大学 電気電子工学専攻 博士前期課程修了後、スパークプラグで有名なNGKスパークプラグ(日本特殊陶業)に入社。

7年間 自動車用酸素センサーの品質管理に携わる。

2008年に個別指導学習塾 名学館小牧新町校を立ち上げる。
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名学館小牧新町校
〒485-0013
愛知県小牧市新町1丁目86番地
0568-74-4119

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